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みなとみらいにこんなのあったんだ!? その2 [ヨコハマのお薦めスポット]

「みなとみらいにこんなのあったんだ!?」シリーズ、その2。

一見、船のスクリューのようですが、なんだと思いますか?
大さん橋の遺構

全体はこんな感じ。スクリューにしては軸が細いような?
大さん橋の遺構


答えは、かつての大さん橋の基礎として海中に打ち込まれていた“螺旋杭(らせんぐい)”。

明治27年(1894年)に完成した大さん橋(の前身である「鉄桟橋」)の下には、
こんな杭が505本も埋め込まれていたそうです。

ちなみに、鉄杭の長さは16~20m、先端がスクリューのようになっているのは、耐荷力を増すためだとか。
当時の土木建築技術でこれを海中に埋め込む作業は、相当大変だったんじゃないかなあ。

この螺旋杭は、現在の大さん橋の工事が行なわれた1994年に海中から引き抜かれ、その役目を終えました。
最初に埋められた杭は、なんと100年もの間、海中に埋まっていたことになるんですねぇ。
20081008_IMG_6223.jpg

例によって、野ざらしで今にも朽ち果てそうなのが気がかりですが、
「その1」で紹介したポンプの近くにありますので
みなとみらいに立ち寄った際にはぜひ足を運んでみてください。

追伸

もうひとつの横浜名物の桟橋といえば「象の鼻」
現在、「象の鼻パーク」として、保存・改修工事が行なわれていますが、
この改修の際に発掘された開港当時の遺構が、
平成20年10月19日(日)に一般公開されるそうです。
横浜の遺構フェチ(誰)の方は見逃せませんね!

詳細はこちらのリリース資料(横浜市港湾局)をどうぞ。
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コメント 6

<a href="../" target="_blank">&nbsp;919er</a>

すごいっすね、これ。こんなのが海中に埋まっていたんだ……。勉強になります。
やっぱり歴史のある街は見どころが多く、興味が尽きないですね(遺構フェチかも笑)

さすが横浜。今度じっくり散策してみたいです。
by <a href="../" target="_blank">&nbsp;919er</a> (2008-10-16 20:46) 

919er

おっと、なんかリンク張るのに失敗してしまいました。初心者ですみません(笑)
by 919er (2008-10-16 20:50) 

HAMALOVE

919erさん>
すごいでしょ!? ってオレが自慢するのもなんなんだけど(笑)
ドバイの高さ1000mのビルより、
こっちの鉄杭のほうがロマンを感じちゃうな。
by HAMALOVE (2008-10-16 22:53) 

まぐろとわさび

ご訪問ありがとうございました。
今、5Dが欲しいと熱望しているところです。
旧型がお手頃になりましたね。
また寄らせていただきます。
by まぐろとわさび (2008-10-17 12:05) 

たろちぅ

これに似た感じのがいきなり街中にも置いてあったりしたの。
んー。どこだったかな。何カ所かあるの。
by たろちぅ (2008-10-20 13:41) 

HAMALOVE

みなさま>
コメント&nice! ありがとうございますm(__)m

まぐろとわさびさん>
出ちゃいましたね、Mark II… 欲しい… お金ない…
目の毒なので、本屋のデジカメ雑誌コーナーも最近は素通りです(笑)

たろちぅさん>
ちょっとググってみましたら、大さん橋の駐車場入口のとこにある四角い建物(名称不明)の横っちょにもありました。これですかね?
ちなみに、大さん橋にあるやつは、すごくきれいに展示してあって、なぜか腹立ちます(笑)
by HAMALOVE (2008-10-21 01:29) 

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